「恋するジュリエット」稽古場日記

  

西村です。
閉幕公演「恋するジュリエット」無事公演終了しました。
1000人以上の方にご来場いただき、本当にありがとうございました。

そして、この公演をささえた出演者・スタッフ・関係者、すべての方にこの場をかりてお礼を申し上げます。ありがとうございました。

結局、ちゃんと通せたのが、本番直前のゲネのみ、という超過酷なスケジュールでしたが、
無事終われたのは参加していただいた皆様のおかげです。
本当におつかれさまでした。

気がつけば3時間弱の超超大作。
お客さんも途中で帰ったりすることなく、多くのかたに最後まで楽しんでいただけたようです。
ありがとうございました。

あと、シェイクスピアさんにも、御礼を。
やっぱり、ロミオとジュリエットって面白いですね。
本番みながら、思いました。
400年堪えうる戯曲・セリフって考えると本当にすごいです。
芸術の力ですね。
400年前って関ヶ原とかですよ。
そんな前に書かれたセリフが今の現代の人の心をうつなんて、、、
宇宙に人がいくようになっても、ものがどんなにあふれようと、人の本質はそれほど変わってないってことですかね、、、

参加していただいた他の団体のかたとはあまりゆっくりお話することができず、残念でした。
また、どこかでお会いできれば声をかけてください。

今の香川のアートをこのような形で一つのものにできたのは大きな成果だと思っています。
これを機に、見にきてくれた人が新しくなにかの芸術にふれてくれたり、参加してくれた人どうしがつながってあらたな交流が生まれたり、いろんな形でひろがってくれればいいなぁ、と淡い期待をいだいています。

さて、主催事業はおわりましたが、まだまだ参加事業はつづいています。
この機会にぜひ、そちらにも足をはこんでください。

演劇では、私が芸術監督をしている四国学院大学のノトススタジオで3本の作品が上演されます。

１２月1日～４日　SARPvol.2「駐車禁止」（構成・演出　矢内原美邦）
稽古場日記　http://d.hatena.ne.jp/miku392/
１２月１３日　青年団「サンタクロース会議」（作・演出　平田オリザ）
青年団ＨＰ　http://www.seinendan.org/jpn/info/index.html
１２月１５日～１６日　フィールドプラクティカム公演「シアタータンク」（構成・演出　阪本麻郁　西村和宏）
大学ＨＰ　http://www.sg-u.ac.jp/

と公演がめじろおしです。

ＳＡＲＰはプロの演出家に1か月間善通寺に滞在していただき、学生たちと一緒に作品を作ってもらう企画です。こんかいの矢内原美邦さんは海外でも活躍される振りつけ家で、日本のコンテンポラリーを第一線で牽引されている方です。今回の「駐車禁止」は11年前に作られ、ドイツのコンクールであのピナ・バウシュに絶賛され、世界各国をまわったという作品です。その作品に今学生が挑んでいます。

「サンタクロース会議」は私が所属している青年団の作品で、平田オリザが初めて子供参加型用作品で、東京ではすぐにチケットが売り切れてしまうほどの人気作品です。特に、お子さんがいらっしゃる方は子供といっしょに演劇がみれる貴重な機会ですので、ぜひぜひ見にきてください。

そして最後のシアタータンクは、今回の「恋するジュリエット」の県民のコンテンポラリーを振付した阪本麻郁さんと私が構成・演出をてがける短編集です。出演は学生たち。「恋ジュリ」とはまったく違うテイストです。私のほうは、現代口語の作品ですので、今回の古典のときのような演出ではまったくありませんので、そちらのほうもお楽しみに。

と、ノトススタジオではクオリティーの高い現代演劇、コンテンポラリーが続きますので、ぜひぜひ、見にきてください。
自分でいうのもあれですが、この料金で、善通寺で、この作品たちが上演されてる、ってかなりすごいことだと思いますのでよろしくお願いします。

お礼のブログが最後は宣伝になってしまいましたね
でも、これが日常です。こうして、日常は続き、そして芸術も続いていく。
心豊かに生きていきたいですね。

日増しに寒さが増しています。
皆様もお体にお気をつけて。
また、どこかでお会いできることを楽しみにしております。

あ、そういえば、昨日は丸亀市で一般の方むけにＷＳをおこないました。
今日は三豊市で一般の人むけにＷＳをおこないます。
今回、見にきてくれて演劇に興味をもっていただけたかた、このように、ＷＳもこれからちょくちょく開催したいと思いますので、ぜひ、参加してください。

それでは、多くの参加していただいた皆様、関係者の皆様、観劇にきていただいた皆様、本当にありがとうございました！！！！！！！！！！！  

そして幕間で行われた撮影大会！みんな結構余裕？？  

どうも、ジュリエット"その３"のみやです。

信じられないけれど、もう本番前日らしいです…うそん。

今日はまずヘアメイク。東京で映画やドラマで活躍されていたプロが力強い味方に。素晴らしい！


そして実際の舞台装置を使って、場当たり。いろんな分野の参加者全員揃っての通し。
新しい発見がたくさん！
そしてやっと本番の様子が分かってきました。

いやぁ、スッゴいことになりますよー、これは。
観なきゃ損ですよ！

そして、一足先に出来たてのパンフレットも入手。
改めてすごい人たちが集まってできた作品であることを実感しました。



いよいよ明日は本番。
出演する人も観た人も、みんなの記憶に残る作品にするぞ！

どんな本番になったかは…かんちゃん、報告よろしくー。  

西村です。

いよいよ明日から小屋入りです。
照明が入って、どうなるんですかねー。
楽しみ。

芝居のほうは段々安定してきました。
大きな穴ぼこを、大きい順に埋めていく作業。
時間があれば、もう少し小さな穴ぼこたちを埋めていきたいところだけども、
まぁ、演劇なんてもんは時間がいくらあっても足りないですから。

あとは、劇場で。
最期まであがきましょう。
あがいて、走って。
もう、ほんと時間との戦いですね。

他の団体とのコラボがどこまでイメージ通り機能するのか、
ここはやってみないと、終わってみないと、わかんない部分。
楽しみですね、それも。

面白いと思いますよ、多分。
今日の通しを見ながら、やっぱりシェイクスピアってただもんじゃねえな、と改めて思いました。
うーん、とですね、
これだけ私がいろいろ意味を付け足したり、パフォーマンスをはさんだりしても、
ちゃんとロミジュリしてるんですよ、いやほんとに。
それが、すごい。
それだけ戯曲が強いってことなんですね。

まぁ、もちろん、私もそうはいっても、その強さを信じて、この戯曲を選んだし、付けたしもおこなっているわけですけど。

と、いうわけで、最期まで、自分たちとシェイクスピアさんを信じてつっぱしりたいと思います。  

今日は何の日？
そうです！







ポッキー＆プリッツの日!!


おこんばんわ。
初めまして、ティボルト役のちゃっぴーです。

急にすごく寒くなった気がします。
皆さんは体調いかがでしょうか？


さてはて……
今日はサンポートホールでの最後の練習でした。
明日からは、ついに夢にまで見たアルファあなぶき大ホール!!
泣いても笑っても寝ても覚めても本番は確実に近づいて来ています。
本番がまだまだ先だと思っていた頃が懐かしまれます。


今回のお芝居の説明を西村さんにしていただいた日。
役者の皆さんと初めて会った日。
ワークショップを通してオーディションをした日。
役が決まり読み合わせをした日。
少しずつ手探りで舞台を作り上げた日々。
修正や改良を繰り返した日々。
石井さんと初めてお会いした日。
大ホールに初めて立った日。
共演者の皆さんと初めて合わせた日。
調整を繰り返し、細かいところの修正を繰り返した日々。

ここまでたくさんの毎日を繰り返してきました。
長かったようで短かった。


さぁーて！
まだまだ思い出に浸るには早すぎます!!
最後の最後まで走りますよぉーっ！







何が飛び出すかは本番にならなきゃわからない！
音楽舞踊劇『恋するジュリエット』をお楽しみに。
決して後悔はさせません☆


次はティボルトのいとこ
綺麗で素敵なジュリエットを演じています
みやたさんです。
よろしくお願いします☆








●おまけ

以下の漢字の読み方を答えなさい。（100点）
  

今日の担当は神父ジョン役の増岡です。

あと３回寝たら本番ですね。
期待と不安と楽しさと…いろんな想いで胸がいっぱいです。


演劇ど素人のこの私が毎日みんなと稽古してるのが不思議でもあり、不安でもあり、楽しくもあります。



さて、今日の稽古場風景です。
１，ロミオですってよー！！！



２，いっしょになれ！！！




３，走ってます！！！




４，ミーティング中。。。




今日もあっという間の稽古でした。


『恋するジュリエット』

もし、この劇が存在していなかったら、今いっしょに稽古しているみんなと出会うことはなかったわけで、、、

一期一会。

みんなと毎日稽古しているこの時間、
今、この一瞬を大切に､

『恋するジュリエット』を見に来てくださるたくさんの方々へ、今出来る最高のおもてなしをしたいと思います。がんばります！


【おまけ】
讃岐の恋するジュリエット



次はティボルト役のチャッピーよろしくね☆  

西村です。

大ホールでの稽古をしてみて、上手くいかなかった箇所の演出を変更。
直前で変更するので、俳優の中で驚かれるかたもいると思うんですが、
構成っていうのは全体の部分のある箇所が変わると、全然離れた場所も変更しなくちゃいけなかったりするもんなんですね。
だから、ようやくいろいろはっきりしてきたので、どうしても変更せざるを得ない箇所がでてくるんですよ。
まぁ、演出家によってそれぞれですが、、、

あとは、通しながら、微調整をしています。
流れの中での細かい間とかニュアンスとか時間の流れの調整です。

あと少し。
どこまでいけるかなぁー。
私自身も楽しみですし、挑戦でもあります。


  

初めまして、今回恋するジュリエットにて、マーキューシオを演じますＲＩＮ(リン)です。“林”でもOK。


前日までの２日間は大ホールでの稽古でしたが、本日はサンポート内練習場にて稽古でした。


今日は久しぶりに頭から通しての練習をして、ハッキリとした舞台の完成系を感じました。


面白い。


ロミオとジュリエットがこんな舞台になるなんて…！


本番ではこれに生オーケストラ、バレエ、コンテンポラリーダンス、尺八、フラメンコ、太鼓まで加わり舞台をさらに素敵にしますo(^-^)o


散々みんな言ってますが、凄いですよ。ヤバいですよ。


西村さんよくひとまとめに出来ましたよね。いや～、凄い。


役者はラストスパートで走りつづけております。


本番まで止まりません。


本番でも止まりません。


どこまで行くかは、是非劇場で(*^o^*)
(上手いひっぱりだ)

今日は盗撮中なちゃっぴーを盗撮(笑


明日は増岡さんかな？よろしくです(・ω・ゞ  

西村です。
7，8日との大ホールでの稽古を終えました。
大きな山を越えた感じで、達成感といいますか、作品としてのクオリティーを担保できた安堵感といいますか、
いいようのない思いです。

もちろん、修正箇所はあるので、安心せず、最期までねばって本番までまだまだ稽古してつめていきますが、
他団体とのからみもうまくいき、演出家として大きな手ごたえを感じています。
どの団体もすばらしいパフォーマンスです。

閉幕公演の歴史を更新するような、
かっこよくてアクチュアルな公演になると思います。

どうぞ、お楽しみに。  

どうも大公様より指令を受けたパリス役、ロビンです。

前回投稿時に明日と言われたので８日に投稿です。べ、別に忘れてた訳じゃないんですからね(汗

昨日今日は本番会場大ホールで、バレエ、フラメンコのみなさんとテクリハの練習をしました。
自分が出る市民コンテンポラリーダンス以外は初めて見るものばかりで感動ばかり。静止画ですが練習の風景はこちらに。尺八などもあったのですが、一緒に演技してたのでとれてないです。実際動いてる姿は13日の会場でどうぞ。
ちなみに待っている間の役者達の様子はこちら束の間の休息です。


こうやって他のグループの人達と準備をしていると、本番が近いのを感じます。もちろん、初合わせ故に変更なども多々ありますが、柔軟に対応しつつ頑張っております。あと５日、素晴らしい劇が出来るよう仕上げていきます。

次はロミオの親友マーキューシオ役の林ちゃん、お願いします。
  続きを読む

お初にお目にかかります。たらちゃんより「大公」と紹介していただいた、中川です。

大公だから、この人は男だろうと思った、そこのあなた！
残念でした～(笑)。

あ、日記に入る前に・・・。
写真をアップしてみたのですが、画像の処理がいまいちうまくできず、
やたらとでかい写真になったことをお詫びいたします。


本番まで残すところ一週間を切りました。
来週の今頃は、公演終わっているんですよ！！
考えただけで緊張します。

今日は、衣装合わせをしました。



なんだか夏の雰囲気ですねぇ。
ほらほら、実際の舞台で観たくなってきたでしょ？




衣装をつけて、全体をほぼ通し。
着替えの多い人は、頭フル回転で動いていました。


全員で衣装をつけると、ほんとに異空間。
この世界で生きるんだな、私たち。


明日、明後日はホールでの稽古。
本番に向けてスパートです。

では明日のホールリポートは、かっこいいパリスを演じる、ロビン君お願いしま～す。  

西村です。
今日は最後の稽古休みでした。
コンテンポラリーに出ている俳優は稽古でしたが。。。
一応、演劇の稽古は休みです。

私のほうは、岡山にきています。
高校演劇の岡山県大会の審査員のためです。

１日目が終わりましたら、どの高校も本当にすばらしい作品でした。
面白かったです。
おせじ抜きで。

おお、自由に自分たち信じて作品作ってるじゃん、って感じの作品ばかり。
こりゃ、大人も負けてらんないです。

私も、高校生に負けないような、すげー作品作ろうと思います。
よし、がんばろう。

いい刺激になりました。  

こんにちわ。
で
はじめまして。

たらちゃんです。

たらちゃんですが子供ではありません。
しゃべれます。
ブログも書けます。ご安心を。

昨日は、初めてのホールを使用しての稽古でした。
「一週間後にはここで本番なんだなー！」などという期待と不安に胸を膨らませ……




ている暇もなく、

＼立ち位置はどこだー！／

＼ここは何人出るんだー！／

＼え、この辺からでればいいの？／

＼あー！次、反対側から出番や！はしれー！／

などと叫び、走る、役者たち。

そして大ホール…広い…移動大変…。これは、舞台を降りても走りまくりな予感…！(笑)
着替えがある人も多いので、それも考えて…などと言ってたら、あっという間に稽古終了。
え、いつもより一時間長かったはずなのに…。

でも、ホールで稽古ができたのは本当によかったです！
声やかつぜつ、見切れや立ち位置など、基本的だけど大切なことをちゃんと考えて、残り一週間の練習に臨めそうです！
わー！自分で書いてびっくり！あと一週間なのですねー！

あと一週間後には、ここが埋まるんですねー！ドキドキ！


お客様に楽しんでもらえるように、そして私たちも楽しくお芝居できるように、あと一週間！がんばります！

では、次は大公さま、中川さんにバトンタッチです。

  

西村です。

今日は、実際の舞台を使っての稽古でした。
ようやく実寸での稽古ができて、少しすっきり。

まぁ、大道具はなかったので、それは少し残念だけども。
贅沢は言えないので、とにかく、ある環境で全力でやっていくしかないですね。

稽古しながら、高校生とかに見てほしいなぁ、と思いました。
よく高校生の演劇関係者とかと話していると、ちょうどいい戯曲がないんですよねー、と言われます。

60分の戯曲で、ちょうど部員が全員でれる戯曲がない、ってことなんですが、
べつにそんなこと気にしなくてもいいのに、と僕はよく答えます。

演劇なんて、ほんと、何やってもいいんで。
実際に人殺したりしたらもちろん駄目ですけど。

演劇は自由です。
発想と戯曲を読む力があれば、何でもできる。
こうしなくちゃだめだ、なんて言ってる大人の意見なんて聞かなくていい。
大事なことは、面白いかどうか。
それだけだと僕は思います。

今回のロミジュリだって、
ジュリエットは3人だし、性別はめちゃくちゃだし、一人の役を何人でもやるし、

でも、見終わったら、ちゃんとロミオとジュリエットだったな、と思う作品にしています。
高校生たちが見て、刺激になるような作品になってると思うので、見てほしいなぁ、と思うんだけど、
ちょうど県大会前ですよね、確か。。。。

もし、時間があれば見にきてください。
かっこよくて、変で、でも泣けるような、ロミジュリです。

もちろん、高校生以外の方にも見てもらいたいです！
チケット絶賛発売中。
皆様どうぞよろしくお願いします。

  

いよいよ稽古も佳境です。
僕は本来、非常に細かい演出をします。
間とかは、０．５秒くらいの単位できまっています。
さすがに今回はそこまでは無理ですが、ちゃんと必要なところは１秒単位で決まっています。

で、そういう作業もそろそろ終えて、いまは流れを把握する作業です。
どんどん、やっていく。
それで平均点をあげていく作業です。
どこまでこの点数をあげれるかが勝負ですね。

大山先生のブログで市民のコンテンポラリーダンスのシーンが紹介されてます。

http://blog.livedoor.jp/a_ohyama/archives/51024177.html

さすが、大山先生。
作品のことをよくわかってらっしゃる。

ロミオとジュリエットって話が非常にシンプルなんですよ。
結ばれてはいけない２人が恋におちて、運命に翻弄されて、死んでしまう。
ただそれだけの話なんですよ。
だけど、シンプルゆえに構造が強度なんですね。
だから、今回のようにいろいろな要素が付け加わっても、
絶対的にロミオとジュリエットに着地するんですよ。

どういうことか？
わからない人はまずは見てください。
シェイクスピアが４００年も前に書いた物語と普遍性と
今の日本、香川の現代性のコラボレーションです。  

こんにちは。薬屋役の十河です。
恋するジュリエット、本番まであと１０日となりました。
稽古の様子。みんな真剣です。

昨日の稽古で、やっと全体の流れが見えてきました。
個人的に演劇経験は二年目とすごく浅いので、今回のように沢山の要素が入っている演劇はとても新鮮です。
不安もありつつ、とても楽しみです。
稽古場の雰囲気も、次第に締まってきました。
全体のモチベーションもどんどん上がっていきます。
稽古日数もあとわずかですが、この芝居で出会った仲間たちと、一気に本番までかけ上がって行こうと思います。
きっと素敵な舞台になります。
皆さんもぜひ観に来てください。

では、次はたらちゃん、よろしくです！  

西村です。
昨日も稽古でした。

作品を作る時というのは、わざといろいろ試して、いろんな可能性をさぐります。
自分が表現したいものは本当は何なのか、それは、すぐにはわからない、深い深いところにあります。
どこまで潜るか、それが作品の強度になります。

9月からの稽古で、いろんな可能性を試してきました。
もう、残り10日くらいです。

ここからは、いかに作品をシャープにしていくかが作業のメインになっていきます。
つなぎの部分や、観客の体感時間、想像の幅、そういったものの調整にも入ります。

あとは時間との戦いですね。
なんとか13日には、俳優たちと死に物狂いになって間に合わせたいと思います。

「恋するジュリエット」
どうぞお楽しみに！  

お休みを二日挟んでの月曜日、いろいろと盛り沢山な稽古となりました。

その壱：新加入の若者。
写真の後ろ姿の彼です。
早速、音出しを引き受けてくれました！
頼もしいっ！！

その弐：コンテンポラリーダンス、ソロを踊られる素敵な女性とご対面。
写真に写っているのですが、わかるでしょうか？
私の腕がイマイチなので、美しさが伝わりかねるか・・・と思いますが、とっても素敵な方でした！
身体の動きが大きく滑らかで、表情豊か・・・うっとりと拝見いたしました。
リハーサルで合わせるときが楽しみです。

その参：大ホールへ
稽古後半に本番で立つ舞台に移動。オープニングの動きを確認しました。
以前立ったとき、こんなもんだったかしら？と思いつつ、少しばかり懐かしくもあり。

その四：コンテンポラリーの方々のお稽古拝見。
子供から大人まで参加なさっていて、面白そう！楽しそう！
仕上がりがすごく楽しみです！


さて、私たちの稽古は、といいますと、こんな訳で、今日は他の参加者・団体とすり合わせをすることがメインとなり、芝居自体の稽古はほとんどできませんでした。

でも、私自身は今日、他の方々とお会いして、今回の「市民劇」について理解できたことがあります。

・・・いまさら、ですが、妙に納得できたのです。


それは、参加者・団体のすべてが主人公でなくてはならない、ということです。
つまり、誰か一人または一部の人間だけが輝こうとすれば、全体が台なしになるということです。

演劇、という私達の団体一つを取り上げてみても、そこに参加しているすべての人間が、等しくイキイキと舞台上で存在できることが、「市民劇」である意義のように思います。

台詞の多寡も経験も関係なく、一人一人が等しく輝けることが「市民劇」の価値であるように思います。


だって、プロでない私達がお客様にお見せできるのはエネルギー、なんの儲けにもならないことに全力を注ぐエネルギーぐらいしかないでしょう？

エネルギーの値打ちに差なんてあるはずありませんから。


残り二週間を切りました。

どうなるかはまだまだ分かりません。

全体を把握しているのは演出家だけ！
私達は演出家を信じて走り抜けるのみです！！

がんばるぞー！！！  続きを読む